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遅ればせながら、あけましておめでとうございます！
とはいえ元日に能登で大地震と津波が発生し、２０２４年はあまりおめでたくない幕開けとなってしまいました。被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。
この地震では漆芸の盛んな輪島も甚大な被害を受けました。『うるしの話』の投稿（ここをクリック）で書いた通り、輪島の作家さんたちは近年優れた作品を生み出していて、世界的にも高く評価されています。今回、漆芸に携わる木地師、塗師、蒔絵師といった作り手や漆器店を営む方々が被災され、輪島漆器の存続が危ぶまれています。
私の知り合いの作家さんたちも金沢に避難され、お仲間を助けつつ、仕事の再開に尽力されています。その一人で彦十蒔絵（ひこじゅうまきえ）という工房を主宰している若宮隆志さんは「彦十蒔絵復興プロジェクト」を立ち上げ、フェイスブックで次のように寄付を募っています。
ご賛同いただける方はぜひ寄付にご協力ください。私もささやかながら１月下旬に開催した香柳園ブックフェアの売上の一部をこのプロジェクトに寄付させていただきました（詳しくはここをクリック）。
能登地方全般と輪島漆芸の早い復興を願うばかりです。そして、皆様にとって充実した一年となりますように！
本年もどうぞよろしくお願いいたします！
駒田牧子
