【展覧会/東京】皇室のみやび ―受け継ぐ美―:第3期 近世の御所を飾った品々

皇居三の丸尚蔵館にて
2024年5月12日まで

根付のついた印籠5点をはじめ、皇室ゆかりの美しい品々が展示されている。

展覧会のページ:
https://pr-shozokan.nich.go.jp/miyabi/

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拙著『NETSUKE 根付』の監修をしてくださった日本根付研究会の渡邊正憲元会長が展示をご覧になり、ありがたいことに下記の情報をお寄せくださいました!ぜひご参考になさってください。

展示されている印籠五点は孝明天皇から和宮に譲られたもので、そのうちの二点が初公開です。

蝉蒔絵印籠についている根付は蘭亭の牙彫瓢箪から駒(但し馬は三頭)で、景利の木彫葵祭行列印籠にはウニコールの輪切り根付がついています。また、光斎作野馬蒔絵印籠には道笑の牙彫牡丹根付がついています。ほかに光柳の胡蝶蒔絵印籠、山本光利の松に虎蒔絵印籠にも根付がついています。

ほかにも円山応挙の源氏四季図屏風、海北友松作とされる浜松図屏風、国宝の藤原定家筆更級日記、狩野常信の糸桜図屏風、豪華な蒔絵作品などがならび、見ごたえがあります。

皇居三の丸尚蔵館

場所:100-0001 東京都千代田区千代田1-8 皇居東御苑内
ホームページ:https://shozokan.nich.go.jp

画像 皇居三の丸尚蔵館 (c) 2024


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